yuzuhazublog🍀

日常を綴った 絵日記ブログです。

映画「ドライブ・マイ・カー」を観ました。🎥😀🍀

こんばんは、水城柚月です。

 

 

今日は

4月14日の絵日記から

映画「ドライブ・マイ・カー」を

紹介したいと思います。

 

(Twitter Instagram に投稿した絵日記です。)

「ドライブ・マイ・カー」

監督: 濱口竜介

原作: 村上春樹

 

公        開: 2021年

上映時間: 2時間59分

PG-12

 

日本アカデミー賞

 最優秀主演男優賞 (西島秀俊)

 最優秀作品賞         (滝口竜介)

 

カンヌ国際映画祭

 脚本賞 (滝口竜介・大江崇光)

 

アジアフィルムアワード

 最優秀作品賞

 

アカデミー賞

 アカデミー国際長編映画

 

出演: 西島秀俊 三浦透子 岡田将生

 

《あらすじ》

「仕方ないの、生きていくほかないの。

...長い長い日々と長い夜を生き抜きましょう。」

 

「真実は

それが どんなものでも それほど恐ろしくない。

いちばん恐ろしいのは

それを知らないでいること...。」

 

俳優・舞台演出家の

家福悠介(かふくゆうすけ) は

脚本家として

多くのテレビドラマを手掛けている

妻・音(おと) との間にいた娘を

幼い頃に

肺炎で亡くした後は

音 と二人だけで暮らしている。

 

夫婦の間には

二人だけの習慣があった。

 

一つは

家福 が

舞台の台詞を覚える時の方法。

 

相手役の台詞部分を

音 が 読み上げ カセットテープに録音したものに

家福 が 自分の台詞で答えながら

台本を覚えていく...。

 

家福 は

愛車「サーブ900ターボ」を運転する時に

このテープを流していた。

 

もう一つは

夫婦の営みの最中に

音 が 頭に浮かんだ物語を語り

家福 が それを書きとめて

音 の脚本作りに活かす...。

 

ある時 家福 は

ウラジオストクの国際演劇祭に

審査員として招待され空港へ向かう。

 

ところが 現地の事務局から

「航空便欠航の為 渡航を1日延期するよう」連絡を受けた。

 

家福 が 家に戻ると

音 が 居間のソファで

誰かと激しく抱き合っていた。

 

そっと家を出る 家福...。

 

家福 は

「夫婦の生活を守ること」を 優先させた。

 

音 は 何も知らず

家福 も 明かさなかった。

 

二人の

“習慣” も 変わらず続いていた。

 

そして ある日、音 が急死する...。

 

それは 音 から

「帰宅したら 話したいことがある」と

言われた日の 夜 だった。

 

夫婦は

最後の別れを交わすことが出来なかった。

 

二年後...。

 

家福 は

広島で行われる

国際演劇祭へ招聘(しょうへい)を受ける。

 

家福 は 事務局から

「事故のトラブルを避ける為

宿舎と仕事場の車での移動には

専属のドライバーをつけさせて欲しい」と 言われる。

 

「扱いにくい マニュアル車 だから」...と

家福 は 断ろうとするが ドライバーの

渡利みさき は 車の扱いに長け有能だった。

 

こうして

みさき の 運転する「サーブ」で劇場へ通い

車内で「ワーニャ伯父さん」の カセットテープが

流される日々が 始まる...。

 

「ワーニャ」役に

家福 は 高槻耕史 を選出した。

 

高槻 は

音 が 脚本を書いた作品にも

出演していた若い俳優で

家福 は “あの時” 目撃した

「音の情事の相手が高槻ではないか」と 疑っていた。

 

高槻 は

衝動的な行動を抑えきれない性格が災いして

東京での仕事を失っていた。

 

過去に

音 に 連れられて

家福 の出演した「ゴドーを待ちながら」を観劇し

深い感銘を受けていた 高槻 は

オーディションの告知を見て即座に応募したのだという。

 

家福 は

高槻 への感情を押し殺し

舞台の稽古が始まる...。

 

車での移動が続くうち

はじめの頃

いっさい口を開かなかった みさき が

少しずつ 家福 に

「これまでの人生」を 語り始める。

 

みさき は

「上十二滝(かみじゅうにたき)村」という北海道の集落で

母親と二人で暮らしていた。

 

水商売をしていた母親は

まだ中学生の みさき に

車を運転させて仕事場へ通った。

 

車の運転がまずいと

母親は容赦無く みさき に手をあげる。

 

それが理由で

みさき は 丁寧な運転を身に付けていた。

 

しかし ある時

大雨で起きた地滑りで

自宅が土砂に呑み込まれ母親が亡くなった。

 

みさき は

無事だった車で家を離れ

ひたすら西を目指した。

 

たまたま

車が故障した広島で

そのまま新しい生活を始めたのだという。

 

そして

「ワーニャ」を演じる 高槻 も 家福 に近付き始める。

 

「密かに妻と寝ていたかも知れない男」に 家福 は

「夫婦の秘密」を明かす。

 

「音には別に男がいた。」

「音は自然に自分を愛しながら自分を裏切っていた。」

「自分達は

誰よりも深く繋がっていたが

音の中には自分が覗き込むことの出来ない

黒い渦があった。」

「俳優としてのキャリアを中断したのは

チューホフの戯曲が要求する“自分を差し出すこと”に

耐えられなくなったからだ...。」

 

この告白を聞いて 高槻 も

「音から聞いたという物語」を 語り始める。

 

それは

音 が 家福 との営みの最中に語った

物語の続きだった。

 

「恐ろしいことが起きたのに

しかもそれは自分の罪であるのに

世界は穏やかで

何も変わってないように見える。

でもこの世界は禍々しい何かへと確実に

変わってしまった。」

 

高槻は

みさき の運転する車の中で

家福 に向かって語り続けた...。

 

演劇祭は

準備期間を終え

ようやく劇場での最終稽古が始まる。

 

しかし

高槻 が “ある事件” を起こし舞台を去る。

 

事務局は

「このまま

全てを中止にするか

家福 が ワーニャ役を引き継いで

上演を続けるか」と

家福 に選択を迫る。

 

猶予は二日間...。

 

「どこか落ち着いて考えられるところを走ろう」と

提案する みさき に 家福 は

「君の育った場所を見せて欲しい。」と伝える。

 

そして

二人を乗せた

赤の「サーブ900ターボ」は 北海道へ向かう...。

 

車内で 家福と みさき は

これまでお互いに語らなかった「大きな秘密」を

遂に明かす。

 

そして

かつて みさき が住んでいた生家の跡地に着き

静まりかえる雪原の中に立った時 家福 は

「音から大きな傷を受けた」という

これまで自分が目を背けてきた事実

そして

「自分が音に抱いていた感情の真の意味」に

はじめて直面するのだった...。

 

(この文章はWikipediaを参考にして作成しました。)

 

《感想》

ビートルズの楽曲と

同名のタイトルであるこの作品...。

 

「ドライブ・マイ・カー」...直訳すると

「私の車を運転して」...ですが

 

「性的関係を持つ」という

スラング (俗語) の意味も持つ この言葉...。

 

「あぁ... 村上春樹さんの書く物語だなぁ」と思いました。

 

観始めた頃

「私に

この夫婦が理解出来るのかな?」とか

「家福さん

間男相手に何でこんなに冷静に話せるんだろう?」なんて

まるで

異世界の人を見ているような感じでしたが

後半の家福さんの心の叫びを聞いた瞬間

「良かった家福さん...人間だった」と

安心に近い涙が出ました。

 

主演三人の演技力の高さ...

 

トータルで見て

「好きな映画」です。😊❤️

 

 

関係ありませんが

ここで突然の甘露寺蜜璃ちゃん❤️
4/10に Twitter Instagram に投稿した絵日記です。

 

 

それでは今回はこの辺で...。